「水中で急に怖くなったらどうしよう」。体験ダイビングを前にした初心者の方が抱きやすい不安の一つです。呼吸が速くなる、周りが見えなくなる、上がりたくなる。そんな瞬間が来たとき、どうすればよいのか。
この記事では、ダイビング中に怖くなったときの一般的な対処の順番と、事前にできる備えを整理します。「怖くなっても伝える手段がある」と知っておくことが、この記事の目的です。
怖くなるのは自然なこと
初めての海で、初めての器材を使い、普段と違う呼吸をする。ダイビングは、体にとって新しいことの連続です。緊張や不安が出てくるのは、決して特別なことではありません。「怖いと感じた自分はダイビングに向いていない」と考える必要はなく、多くの初心者が同じ感覚を経験しています。むしろ、「怖くなるかもしれない」と事前に想定しておける人のほうが、水中で気持ちが揺れたときに落ち着きを取り戻しやすいものです。
大切なのは、怖さをなくそうとすることではなく、「怖くなったときにどう動くか」を先に決めておくことです。手順を知っていれば、水中で気持ちが揺れても、次にやることが分かります。「怖くなったら止まる」とだけ覚えておくのでも、何も知らないのとは大きな違いです。
怖くなったときの対処:4つの順番
ここからは、怖くなったときの対処の基本を、4つの順番に分けて紹介します。難しいことはなく、順番を覚えておくだけで、水中での支えとして役立ちます。
1. 止まる
まず、呼吸は続けたまま、その場で体の動きを止めます。焦って泳ぎ続けると、呼吸がさらに速くなりやすいためです。体の動きをゆっくりにするだけで構いません。具体的な動き方は、事前説明とインストラクターの指示を優先してください。止まることで周りの景色も見えるようになり、「自分は今どこにいるか」が分かるだけでも気持ちは落ち着いてきます。インストラクターがそばにいることを目で確かめられるのも、止まったときの大きな効果です。
2. 呼吸を整える
専用の器材を使うため、水中でも普段と同じように呼吸ができます。ゆっくり吸って、ゆっくり吐く。呼吸の仕方は当日の説明に従い、この基本に戻ることを意識します。
3. サインで伝える
手のひらを下に向けて左右に揺らす「問題あり」のサインを出します。何が問題かを説明できなくても、このサインだけでインストラクターは状況の確認に入ります。「上がりたい」なら親指を上に向けるサインです。サインを出すときは、インストラクターと目を合わせてからゆっくり大きく出すと伝わりやすくなります。
4. インストラクターに任せる
SOLBOYの体験ダイビングでは、海での体験ダイビング中、インストラクターが常にサポートします。怖くなったときに自分だけで判断しようとせず、伝えて任せる。これが初心者にとっていちばん大切な対処です。任せると決めておくと、「自分で何とかしなければ」という重さがなくなり、それだけで気持ちは軽くなります。
事前にできる備え:プールで慣れてから海へ
怖さへの備えは、海に入る前から始まっています。SOLBOYの体験ダイビングでは、海に出る前にセンター内のプールで呼吸方法や器材の使い方を追加費用なしで練習できます。当日の流れは、受付・体調確認→着替え・準備→事前説明+プール講習→海での体験ダイビング(インストラクターが常にサポート)→シャワー・着替え・解散という順番です。
最初はプールでしっかり練習してから海へ向かいます。プールでは呼吸方法と器材の使い方を練習します。不安なことがあれば、この時間にも遠慮なくインストラクターへ伝えてください。
ダイビングは泳ぐスポーツではなく、浮力を調整しながら進むアクティビティなので、泳ぎが苦手な方でも参加できます。「泳げないから怖い」という不安も、プールで浮力の感覚を体験しておくと軽くなります。不安の多くは「知らないこと」から来るので、プールで一つずつ知っていくこと自体が備えになります。
不安があるときは、潜る前に伝えておく
「水が怖い」「閉所が苦手」「以前に怖い思いをした」といった不安がある場合は、予約時や当日の受付で伝えておきましょう。「言わなければ分からないこと」を先に渡しておく、というのが事前に伝える意味です。
一緒に参加する家族や友人にも、自分の不安を共有しておくのがおすすめです。「怖くなったらサインを出す」と周りが知っているだけで、気持ちの余裕が変わります。誰かに見守られていると分かっている状態は、それ自体が水中での落ち着きにつながります。参加について気になることがある方は、ご予約前に当店へご相談ください。
怖さごと相談できるSOLBOYの体験ダイビング
SOLBOY DIVE CENTERには日本人インストラクターが在住しており、言葉や文化の不安なく一人ひとりに寄り添ったサポートを行っています。「怖くなったらどうすればいい?」という質問も、LINEから日本語で相談できます。
体験ダイビングは1ダイブ9,450円/人(レンタル込み)で、10歳以上・ライセンス不要。初心者向けの体験ダイビング案内で流れを確認し、料金ページを確認したうえで、予約フォームからお申し込みください。
体験ダイビングの追加ダイブは5,000円/人(お申し込みは当日のみ)、マンツーマンでのご案内は1ダイブにつき追加4,000円(税込)です。お申し込みは原則2名以上で、他に体験ダイビングのご予約がある場合は、1名様でもご参加いただけることがあります。詳しくはお問い合わせください。
よくある質問
水中で怖くなったら、すぐに上がってもいいですか?
上がりたいときは、親指を上に向けるサインでインストラクターに伝えます。自分の判断で急に浮上するのではなく、サインで伝えてインストラクターと一緒に動くのが基本です。
怖くなったときに、まず何をすればいいですか?
止まる、呼吸を整える、「問題あり」のサインで伝える、インストラクターに任せる、の順番です。何が問題かを説明できなくても、サインを出せば状況の確認に入ってもらえます。
事前に怖さをやわらげる方法はありますか?
SOLBOYの体験ダイビングでは、海に出る前にセンター内のプールで呼吸方法や器材の使い方を追加費用なしで練習できます。海に入る前に呼吸の感覚を体で確かめておくことが、いちばんの備えです。
不安があることは事前に伝えたほうがいいですか?
はい。予約時や当日の受付で伝えておくと、インストラクターが水中で様子を見る際の参考にできます。参加の可否に関わることは、ご予約前に当店へご相談ください。
まとめ
ダイビング中に怖くなったら、「止まる→呼吸を整える→サインで伝える→インストラクターに任せる」の順番を思い出してください。SOLBOYの体験ダイビングでは、海に出る前にプールで呼吸と器材に慣れる時間があり、海ではインストラクターが常にサポートします。怖さをゼロにする必要はなく、伝える手段と任せる相手があることを知っておく。それが、初めての海を楽しむための備えです。