マクタン島のアイランドホッピングのツアーを探すと、名前にいくつもの島が並んでいて、「どの島がどう違うの?」と迷うことがあります。同じ「島巡り」でも、海の中を見るのが中心の場所もあれば、島に上陸して過ごす場所、人が暮らす島を訪ねる場所もあります。
マクタン島で営業し、ダイビングでヒルトゥガン島やナルスアン島の海にも出ているSOLBOY DIVE CENTERから、目的別の島の選び方と、ツアーを申し込む前に確認したいことをご案内します。ダイビングとアイランドホッピングのどちらを選ぶかは、ダイビングとアイランドホッピングを比べた記事で詳しくお話ししています。
島は「何をしたいか」で見分ける
白い砂浜で休みたいのか、サンゴの海でシュノーケリングをしたいのかで、選ぶ島は変わります。同じアイランドホッピングでも上陸する場所や過ごし方はツアーごとに異なるので、まず自分たちの目的をはっきりさせましょう。
海の中を見たい
- 候補になる場所の例:ヒルトゥガン島などの海洋保護区
- 予約前に確認すること:シュノーケリングをする場所と時間、器材とライフジャケットの貸し出し
島の暮らしに触れたい
- 候補になる場所の例:人が暮らすカオハガン島、オランゴ島
- 予約前に確認すること:村の案内の有無、訪問時のマナー
自然や野鳥を見たい
- 候補になる場所の例:オランゴ島野生生物保護区
- 予約前に確認すること:見学の方法と時間、渡り鳥が多く集まる時期
島で食事をしたい
- 候補になる場所の例:昼食つきのツアーで訪れる島
- 予約前に確認すること:昼食が料金に含まれるか、どこで何を食べるか
砂浜でのんびりしたい
- 候補になる場所の例:上陸して過ごせる島
- 予約前に確認すること:上陸できるか、滞在時間、日陰やトイレ
ツアー名によく並ぶ島の特徴
ヒルトゥガン島
当店のダイビングでも訪れる海洋保護区です。透明度の高い日には水中の景色を見渡せ、ダイビングでは初心者から経験者まで楽しめるポイントです。アイランドホッピングでシュノーケリングをする場所や条件は、ツアーの事業者に確認してください。保護区の海では、生き物やサンゴに触れない、餌を与えないといった配慮が大切です。海の中でのマナーは海洋保護区のマナーの記事でご案内しています。
ナルスアン島
当店のダイビングでは、広がるサンゴ礁と、ドロップオフやスロープの地形を楽しめるポイントです。ヒルトゥガン島とあわせて、ダイビングのポイントとしての特徴はヒルトゥガン島・ナルスアン島の記事で詳しくご紹介しています。アイランドホッピングで訪れる場合の上陸や設備の有無は、ツアーを運航する事業者に確認してください。
カオハガン島
カオハガン島は、人が暮らす島です。島の公式サイトによると、マクタン島から船で30分〜1時間ほど。公式の日帰りツアーは、9時にマクタン側のマリゴンドンの港に集合し、島の案内、珊瑚礁保護区でのシュノーケリング、昼食、自由時間を過ごして、16時に島を出発する流れです。シュノーケリングの時間は潮の高さによって午後になることがあり、天候や潮で予定が変わる場合があるとの注意書きもあります。自由時間には、ココナッツオイル作りなど島ならではの体験(ツアー料金とは別料金)もあり、宿泊するツアーも用意されています。
オランゴ島
オランゴ島はラプラプ市に属する島で、島内には市のバランガイ(地区)があり、人が暮らしています。フィリピン環境天然資源省の情報によると、オランゴ島野生生物保護区は1994年にフィリピンで最初のラムサール条約湿地に登録された場所で、シベリアや中国北部、日本から渡ってくる水鳥にとって国内でも特に重要な場所の一つです。自然や野鳥に関心がある方に向く場所です。
上陸・食事・料金で確認したいこと
同じ島の名前が入ったツアーでも、内容は事業者によって違います。申し込む前に、次の点を確認しておきましょう。
- 訪れる島と順番:どの島に上陸し、どこは海の上に停泊してシュノーケリングだけをするのか
- それぞれの滞在時間:移動時間を含めた一日の流れ
- 食事:昼食が料金に含まれるか、島で食べるのか船の上で食べるのか
- 入島料・保護区の料金:島や保護区によって必要な料金があり、ツアー料金に含まれるかどうかは事業者によって違う
- 器材と安全装備:シュノーケル・マスク・ライフジャケットの貸し出しの有無
- 島の設備:トイレ、日陰、着替えの場所
- 集合場所と、天候で中止・変更になったときの扱い
たとえばカオハガン島の公式の日帰りツアーでは、往復のボート代、昼食代、施設の使用料、珊瑚礁保護区のボート代と入域料、シュノーケル器材やライフジャケットのレンタルなどが料金に含まれると明記されています。このように「何が含まれているか」を確認して比べると、ツアーの違いが分かりやすくなります。
天気と海の状態で予定が変わることもある
島巡りは船で移動するため、天気と海の状態の影響を受けます。フィリピン沿岸警備隊の規則では、台風などの熱帯低気圧による風の警報シグナル(Tropical Cyclone Wind Signal)が出発地や航路、目的地に出ているとき、船の出航が制限されます。当日の運航は、沿岸警備隊の制限・指示に従ったうえで、事業者が気象や海況を確認して判断します。予約の際は、中止や変更になったときの返金・振替の条件も確認しておきましょう。
船酔いが心配な方は、船酔いの対策の記事も参考にしてください。
島巡りとダイビングを組み合わせるなら
島の海をもっと近くで見たいと感じたら、ダイビングを別の日に組み合わせる方法もあります。ライセンスをお持ちの方は、当店のファンダイビングでヒルトゥガン島やナルスアン島などの離島のポイントを希望することもできます。潜るポイントはその日の海況や参加される方のレベルに合わせて選ぶため、お持ちのライセンスとダイビング経験、ご希望のポイントを予約前にお知らせください。当店のボートで離島のポイントまでは約40分が目安で、離島のポイントは1人あたり3,000円の追加料金がかかります。料金や一日の流れはファンダイビングのページでご確認ください。
島巡りとダイビングを同じ日に組み合わせるか、別の日に分けるかは、ご希望と、それぞれの集合・終了の時刻や移動時間に合わせて決めましょう。体験ダイビングの後の午後から島巡りを楽しむ組み方もあります。海の予定の組み方に迷ったら、日程と人数を添えてLINE公式アカウントからご相談ください。
セブ旅行の計画でお悩みの方へ。当店では、ダイビングはもちろん、観光やお食事、滞在中の過ごし方など、ダイビング以外のご相談も無料で承っております。どうぞお気軽にお問い合わせください。
よくある質問
アイランドホッピングでは必ず島に上陸できますか?
ツアーによって、上陸して過ごす島と、海の上に停泊してシュノーケリングをする場所があります。上陸の有無や滞在時間は、予約前にツアーの事業者へ確認してください。
入島料や保護区の料金はツアー料金に含まれますか?
事業者やツアーによって違います。たとえばカオハガン島の公式の日帰りツアーでは、珊瑚礁保護区の入域料などが料金に含まれると明記されています。申し込む前に、何が含まれているかを確認しましょう。
天気が悪いとアイランドホッピングは中止になりますか?
台風などの熱帯低気圧による風の警報シグナルが出発地や航路、目的地に出ているときは、フィリピン沿岸警備隊の規則で船の出航が制限されます。警報が出ていない日も、当日の運航は当局の制限・指示と事業者の案内に従うので、中止や変更になったときの条件を予約時に確認しておきましょう。
まとめ
マクタンのアイランドホッピングは、海の中を見る、島に上陸して過ごす、島の暮らしや自然に触れる、島で食事をするなど、目的によって選ぶ島とツアーが変わります。ヒルトゥガン島は海洋保護区、ナルスアン島はサンゴ礁と地形、カオハガン島は人が暮らす島、オランゴ島は野生生物保護区がある島という違いを押さえ、上陸・食事・料金に含まれるものを確認して比べましょう。
島の海をもっと深く楽しみたくなったら、別の日にダイビングを組み合わせるのもおすすめです。
出典:フィリピン観光省(ラプラプ市の案内)、カオハガン島オフィシャルサイト、Philippine Clearing House Mechanism(環境天然資源省 生物多様性管理局)、ラプラプ市、フィリピン沿岸警備隊 覚書回章02-23(2023年3月23日)。確認日:2026年9月26日。