セブ・マクタン空港に着いたら何をする?到着からホテルへ出発するまで

日本からセブへの国際線は、マクタン島にあるマクタン・セブ国際空港の国際線ターミナル(Terminal 2)に到着します。飛行機を降りてから到着ロビーに出るまでは入国の手続きが続き、ロビーに出た後は、通信・現金・移動手段を短い時間で整えることになります。

この記事では、マクタン島で営業するダイビングショップとして、私たちSOLBOY DIVE CENTERが、空港に着いてからホテルへ出発するまでの行動を順番に整理します。空港・航空会社・通信会社などの条件は、2026年9月26日に各社の公式情報で確かめた内容です。変更されることがあるため、出発前にもう一度確認してください。

着陸前に手元へ出しておきたいもの

到着後は、同じ書類を何度も見せる場面があります。機内で次の物をすぐ取り出せる場所へ移しておくと、ロビーに出てからの手続きもスムーズです。

  • パスポート
  • eTravel登録後に表示されたQRコード(スクリーンショットまたは印刷)
  • 帰りの航空券の予約内容(eチケットの控え)
  • 宿泊先の名称・住所・電話番号がわかる予約確認書

フィリピンへの入国には、eTravelというオンラインの事前登録が必要です。フィリピン政府観光省の基本情報でも、入国カードの欄にeTravelが挙げられています。登録は無料で、公式サイトは etravel.gov.ph だけです。到着の72時間前から登録でき、QRコードは搭乗前や入国時に提示を求められます。登録にはインターネット接続が必要なので、日本を出る前に済ませておきましょう。

帰りの航空券と宿泊先の住所は、入国審査だけでなく、空港で現地SIMを購入するときにも使います。フィリピンのSIM登録法では、観光で訪れる外国人がSIMを登録する際、パスポート、フィリピン国内の住所を示すもの、出国の日時がわかる航空券の提示が求められます。

到着ロビーに出るまでの流れ

空港の公式案内は、国際線の到着手続きを検疫、入国審査、税関の順に説明しています。手荷物の受け取りは入国審査の後です。

  1. 検疫:健康状態の確認があります。eTravelで緑のQRコードが表示された人はそのまま入国審査へ進み、赤のQRコードの人は検疫で追加の確認を受ける仕組みです。
  2. 入国審査:パスポートを提示し、質問に答えます。外務省は、フィリピンを出国することが確認できる航空券も必要だとフィリピン政府が案内している、と伝えています。
  3. 手荷物の受け取り:外務省の安全情報では、ターンテーブルで荷物を探している間やカートに載せる際に荷物を奪われる事件が起きていると注意を呼びかけています。貴重品の入ったバッグは体から離さないでください。
  4. 税関:申告が必要な物がある場合は申告します。フィリピン税関の案内では、外貨などが合計1万米ドル相当を超える場合は申告が必要です。ペソ建て通貨などが5万ペソを超える場合は、フィリピン中央銀行(BSP)の事前許可と申告が必要です。

マクタン・セブ国際空港は、館内放送を最小限にする「サイレントエアポート」として運用されています。案内は表示画面が中心になるため、手荷物のターンテーブル番号なども画面で確かめましょう。

到着ロビーでは「通信→現金→移動」の順に整える

到着ロビーに出たら、慌てて外へ向かわずに順番を決めて動くと落ち着いて準備できます。おすすめは、まず通信を確保し、次に当面の現金を用意し、最後に移動手段を決めて外へ出る順番です。配車アプリの利用や、迎えの人・ホテルとの連絡には通信が必要になり、現金はその後の支払い方法によって必要な額が変わるためです。

1. まず通信を確保する

日本で海外ローミングや旅行者向けeSIMを設定してきた場合は、機内モードを解除して、データ通信がつながるかを先に確かめます。現地でSIMを購入する場合、フィリピンの通信会社GlobeとSmartは、マクタン・セブ国際空港の到着エリアで旅行者向けSIMを扱っていると案内しています。購入の際は、上で挙げたパスポート、宿泊先の住所、帰りの航空券を用意してください。観光客として登録したSIMは、法律上30日間で自動的に使えなくなります。

どの方法を選ぶかは、滞在日数や端末の対応によって変わります。空港で慌てないよう、出発前に通信方法を決めておくのが確実です。

2. 現金は当面必要な分だけ両替する

国際線ターミナル(Terminal 2)の到着エリアには両替所があります。到着直後に現金が必要なら、少額の両替も選べるよう準備しておきましょう。ATMを使う方は、場所や稼働状況を空港の案内窓口で確かめてください。

外務省は、空港での両替ではひったくり等に狙われる場合があるとして、両替は少額にとどめることをすすめています。ホテルまでの移動や到着日の食事など、当面の支払いに使う分だけを両替し、残りは滞在中に必要に応じて用意する方法が安心です。帰国時に余ったペソを外貨に戻す際に両替の領収書を求められることがあるため、領収書は保管しておいてください。

3. 移動手段を決めてから外へ出る

空港からホテルへの主な移動手段は次のとおりです。料金と運行時間は空港の交通案内で2026年9月26日に確認した内容です。乗車前に最新の料金と運行状況を確かめてください。

事前に手配した送迎

  • 特徴:ホテルや旅行会社などが手配する車で、到着後に合流します。
  • 乗る前に確認すること:合流場所、迎えの人の連絡先、送迎を手配した会社や宿の名前

Grab(配車アプリ)

  • 特徴:アプリで行き先を入れると、予約前に料金が表示されます(GrabTaxiを除く)。現金のほかキャッシュレス払いも選べます。
  • 乗る前に確認すること:Grabの案内では、国際線ターミナルの乗車場所は、手荷物受取所からホテルカウンターを経て出口を出た先の「White Taxi Bay」付近です。アプリ上の乗車地点も確認します。

黄色いタクシー

  • 特徴:空港が認定し、到着客の送迎を専門にするタクシーです。初乗り70ペソ、以降300mごとに4ペソ。
  • 乗る前に確認すること:乗り場で行き先を伝え、メーターを使う車両かを確認します。

白いタクシー

  • 特徴:地元のメーター制タクシーです。初乗り50ペソ、以降1kmごとに13.50ペソ、渋滞時の待ち時間は2分ごとに2ペソ。
  • 乗る前に確認すること:行き先の伝え方(宿の名称と住所)を用意しておきます。

MyBus

  • 特徴:SM City Cebu・Parkmall(セブ本島側の商業施設)と空港を結ぶバスで、運賃は行き先により30〜50ペソ。空港発は7:00〜22:00。
  • 乗る前に確認すること:荷物の量と、降車場所から宿までの移動手段を考えておきます。

外務省は、流しのタクシーや建物の出口付近で声をかけてくる客引きの車は利用しないよう注意を呼びかけています。タクシーを使う場合は、ターミナルのタクシー乗り場や受付を利用してください。マクタン島内とセブ市のどちらへ向かうかによっても、向いている移動手段は変わります。

迎えの人と合流するときに確かめたいこと

ホテルや旅行会社の送迎を利用する場合は、出発前に次の点を確認しておくと、到着ロビーで迷わずに済みます。

  • 合流場所(到着ロビー内か、建物の外か)
  • 迎えの人の連絡先と、連絡に使うアプリや電話番号
  • 到着便の便名と、遅れた場合の連絡方法

外務省の安全情報では、出迎えのボードに書かれた名前を写し取り、別の人を自分の車へ誘導しようとする犯罪者もいると注意しています。名前のボードだけで判断せず、送迎を手配した会社や宿の名前を確認し、不審に感じたら手配先へ連絡してください。

夜遅くに到着する場合

外務省は、夜間は車両強盗などの犯罪に遭う危険性が高くなるとして、夜間到着便はできるだけ避け、夜に着く場合は出迎えを手配するなどの準備をすすめています。MyBusの空港発は22:00までなので、深夜に着く便では使えません。宿泊日の数え方やチェックインの連絡も含め、夜遅い到着の場合は、到着後の移動を出発前に決めておくことが大切です。

マクタン島でダイビングを予定している方へ

SOLBOY DIVE CENTERは、空港と同じマクタン島のラプラプ市にあります(Hadsan Cove Resort, Agus Gamay, Lapu-lapu City, Cebu 6015)。滞在中に当店のダイビングへ参加する予定がある方は、宿から当店までの移動の考え方をマクタン島でダイビングするときのアクセス案内にまとめています。送迎の利用可否は、宿泊先と参加日を添えて予約時にご相談ください。

当店のダイビングは朝からの予定です。早朝に到着する便であれば、到着した当日から参加することもできます。参加日やメニューは、到着の日時を添えて予約フォームからご相談ください。

よくある質問

迎えの人が見つからないときはどうすればよいですか?

送迎を手配した宿や旅行会社へ連絡し、合流場所を確かめてください。外務省は、出迎えのボードに書かれた名前を写し取って別の車へ誘導しようとする犯罪者もいると注意しています。名前のボードだけで判断して車に乗らないようにしましょう。

空港でどのくらい両替しておけばよいですか?

ホテルまでの移動や到着日の食事など、当面の支払いに使う分が目安です。外務省は空港での両替を少額にとどめるようすすめています。両替の領収書は、帰国時に余ったペソを外貨に戻すときのために保管してください。

黄色いタクシーと白いタクシーは何が違いますか?

空港公式サイトによると、黄色いタクシーは空港が認定した到着客専門のタクシーで、初乗り70ペソです。白いタクシーは地元のメーター制タクシーで、初乗り50ペソです(2026年9月26日確認)。料金体系が異なるため、乗る前にメーターを使う車両かを確認してください。

まとめ

マクタン・セブ国際空港に着いたら、検疫・入国審査・手荷物の受け取り・税関を終えて到着ロビーに出ます。ロビーでは、通信を確保し、当面の現金を少額だけ用意し、移動手段を決めてから外へ出る順番にすると、迎えとの連絡や配車アプリの利用で困りにくくなります。

パスポート、eTravelのQRコード、帰りの航空券、宿泊先の住所は、入国審査からSIMの購入、タクシーでの行き先の伝達まで何度も使います。機内で取り出しやすい場所へまとめておきましょう。