セブ旅行では、空港やリゾートのあるマクタン島と、ショッピングモールや旧市街のあるセブ本島側のセブ市を行き来する場面がよくあります。島と本島の間は車で移動でき、主な手段はGrab(配車アプリ)、タクシー、ホテルなどが手配する送迎、空港とモールを結ぶバスです。
どれを選ぶかは、人数、荷物の量、行き先、そして帰りの足を確保できるかで決まります。空港と同じマクタン島に店を構えるSOLBOY DIVE CENTERから、交通手段の選び方と、予定に余裕を持たせる組み方をご案内します。記事中の料金や運行時間は、2026年9月26日時点の各運営者の公式情報によるものです。
まず所要時間の目安を持っておく
Grabの空港案内では、セブ市からマクタン・セブ国際空港までの平均的な所要時間を約35〜50分、距離を約15km、料金の目安を300〜500ペソとしています(いずれも目安)。マクタン島内でも、空港から離れた宿やセブ市内の目的地によって、時間と料金はこの幅から外れます。
道路の混み具合は時間帯や日によって変わるため、この目安をそのまま予定表に書き込むのではなく、飛行機やツアーの集合など時刻が決まっている予定の前には余裕を足して出発時刻を決めてください。
移動手段ごとの特徴
Grab(配車アプリ)
- 特徴:予約前に料金が表示されます(GrabTaxiを除く)。4人乗り・6人乗りの車両があり、現金のほかキャッシュレス払いも選べます。
- 向いている場面:行き先が決まっている移動全般、空港への移動
- 気を付けたいこと:データ通信とアプリの事前準備が必要です。乗車地点をアプリで確認します。
白いタクシー(メーター制)
- 特徴:空港公式サイトによると、初乗り50ペソ、以降1kmごとに13.50ペソ、渋滞時の待ち時間は2分ごとに2ペソです。
- 向いている場面:通信がない時、アプリで車がつかまりにくい時
- 気を付けたいこと:メーターの使用を確認し、行き先を宿の名称と住所で伝えます。
空港の黄色いタクシー
- 特徴:空港が認定した到着客専門のタクシーです。
- 向いている場面:空港に到着してすぐの移動
- 気を付けたいこと:空港から乗る到着客向けのタクシーで、市内から乗る手段ではありません。
ホテル・旅行会社などの送迎
- 特徴:事前に手配し、決まった時刻に迎えが来ます。
- 向いている場面:早朝・夜間、大人数、荷物が多い時
- 気を付けたいこと:料金・キャンセル条件・待ち合わせ場所は手配先ごとに異なります。
MyBus
- 特徴:SM City Cebu・Parkmall・空港を結ぶバスで、運賃は行き先により30〜50ペソ。SM City Cebu発は6:00〜21:00、空港発は7:00〜22:00です。
- 向いている場面:空港とモールの間を少ない荷物で移動する時
- 気を付けたいこと:停留所から宿までの移動を別に考える必要があります。
フィリピン政府観光省は、タクシーはメーター制で、配車アプリのGrabの利用が安心だと案内しています。乗合いのジプニーも市民の足として走っていますが、路線と乗り降りの場所に慣れていない旅行者が、スーツケースを持って島と本島を移動する手段としては使いにくいでしょう。
4つの条件で手段を選ぶ
人数
少人数で荷物も少なければ、Grabの4人乗りやタクシーで足ります。家族やグループで5人以上になる場合や、4人でもスーツケースが多い場合は、Grabの6人乗り車両を選ぶか、ホテルや旅行会社の送迎で1台にまとめると、車が分かれて到着時刻がずれる心配が減ります。
荷物
スーツケースを持つ移動、つまり空港との往復や宿の移動日は、トランクに荷物を積める車が基本です。MyBusは空港とモールの間を結ぶため、荷物が少なく、降りた後の移動手段が決まっている場合に候補になります。
行き先
行き先が宿やモールなど名前のはっきりした場所なら、Grabで目的地を指定するのが簡単です。タクシーに乗るときは、行き先の名称と住所を画面や紙で運転手に見せられるようにしておくと、伝え間違いを防げます。
帰りの足
見落としやすいのが帰りの手段です。Grabの事前予約は、2026年9月26日時点のフィリピンの案内では空港行きに限られていて、モールや観光地から宿へ戻る車は前もって予約できません。夕方以降にセブ市からマクタン島の宿へ戻る予定なら、その場でGrabやタクシーを探すのか、宿や旅行会社に迎えを頼むのかを出発前に決めておきましょう。
外務省は、空港からの移動について、夜間は車両強盗などの犯罪に遭う危険性が高くなると注意を呼びかけています。市内から夜に戻る場合も、配車アプリや手配済みの送迎など、乗る車がはっきりしている手段を選ぶと安心です。通りで声をかけてくる車には乗らないようにしましょう。
予定に余裕を持たせる組み方
- 島をまたぐ移動の回数を減らす:セブ市での観光や買い物と、マクタン島での海遊びは、できるだけ日を分けてまとめると、移動の往復が減ります。
- 時刻が決まった予定の前は余裕を大きく取る:帰国便やツアーの集合時刻の前は、移動時間の目安に余裕を足して出発します。国際線の空港到着時刻は航空会社の案内から逆算します。セブパシフィックは国際線の場合、出発の4時間前に空港へ着くよう案内しています。
- 帰りの手段が決まらない予定は昼のうちに:帰りの車の見通しが立たない外出は、明るい時間帯に終えられるように組みます。
セブ旅行の計画でお悩みの方へ。当店では、ダイビングはもちろん、観光やお食事、滞在中の過ごし方など、ダイビング以外のご相談も無料で承っております。セブ市での観光とマクタン島での海の日をどう組み合わせるか迷ったときも、どうぞお気軽にお問い合わせください。
マクタン島でダイビングに参加する日の移動
SOLBOY DIVE CENTERは、マクタン島のラプラプ市にあります(Hadsan Cove Resort, Agus Gamay, Lapu-lapu City, Cebu 6015)。当店の体験ダイビングは、一例として8:30に集合・受付、12:30から終了・着替え・解散へ進む流れです。12:30に解散が完了するという意味ではありません。ファンダイビングを3本潜る日は、一例として8:30集合、16:30解散です。どちらも日によって進み方が変わります。
セブ市のホテルに泊まって参加する場合は、朝の時間帯にマクタン島へ渡ることになります。集合時刻に間に合うよう、移動時間の目安に余裕を足して宿を出てください。海の予定を中心に考える方は、ダイビングの日だけでもマクタン島側に泊まると、朝の移動の負担が軽くなります。宿から当店までの移動の考え方はマクタン島でダイビングするときのアクセス案内に、体験ダイビングの内容は体験ダイビングのページにまとめています。送迎の利用可否は、宿泊先と参加日を添えて予約時にご相談ください。
乗る前に確かめておきたい安全面のポイント
- 外務省は、空港に着いて出迎えがない場合は、到着ロビーにあるタクシー会社の受付カウンターで手配を頼み、流しのタクシーや建物の出口付近で声をかけてくる客引きは利用しないよう注意しています。
- 外務省は同じ場面について、タクシーの会社名・車両のナンバー・連絡先を控え、乗車していることを家族や知人に伝えておくことも一案だとしています。市内でタクシーに乗るときも、同じように記録しておくと安心です。
- Grabは、アプリで乗車中の位置を家族や友人と共有する機能や、アプリ内の安全センターを案内しています。
よくある質問
セブ市からマクタン島の空港まで、どのくらいかかりますか?
Grabの案内では、平均的な所要時間は約35〜50分、距離は約15kmです(目安)。時間帯や出発地で変わるため、帰国便など時刻が決まっている予定の前は余裕を足して出発してください。
モールから宿へ戻るGrabを事前に予約できますか?
2026年9月26日時点のGrabフィリピンの案内では、事前予約は空港行きの乗車に限られています。モールや観光地からの帰りは、その場で配車するか、宿や旅行会社の送迎を手配しておく方法を考えておきましょう。
5人以上で移動するときはどうすればよいですか?
Grabには6人乗りの車両もあります。荷物が多い場合や時刻を確実に合わせたい場合は、ホテルや旅行会社の送迎で1台にまとめる方法もあります。
まとめ
マクタン島とセブ市の移動は、Grab、タクシー、送迎、MyBusから、人数・荷物・行き先・帰りの足の4つを基準に選びます。Grabの案内ではセブ市から空港まで約35〜50分が目安ですが、時間帯で変わるため、時刻の決まった予定の前は余裕を持たせてください。
とくに帰りの足は、Grabの事前予約が空港行きに限られていることもあり、出かける前に決めておくことが大切です。島をまたぐ移動は日ごとにまとめ、暗くなってからは乗る車がはっきりしている手段を選びましょう。