体験ダイビングの耳抜きとは?初心者向けにやり方とポイントを解説

体験ダイビングについて調べていると、「耳抜き」という言葉を目にすることがあります。初めて聞いた方は、難しい技術が必要なのではないか、できなかったら潜れないのではないかと不安になるかもしれません。

耳抜きは、水中で深さが変わったときに感じる耳の圧を整えるための動作です。この記事では、耳抜きの意味と一般的なやり方、うまくできないときの対応を初心者向けに説明します。SOLBOY DIVE CENTERで海に出る前に練習できる内容もあわせて確認しましょう。

体験ダイビングの耳抜きとは

耳抜きとは、水中で深さが変わることによって生じる耳の内側と外側の圧の差を整える動作です。飛行機の離着陸時や標高の高い場所へ移動したときに、耳が詰まったように感じることがあります。ダイビング中にも、これと似た感覚が生じます。

一般的な方法の一つは、マスクの上から鼻をつまみ、鼻へ軽く息を送る方法です。耳抜きは勢いをつけて行うものではなく、耳の状態を確かめながらゆっくり行います。耳の圧が整うと、詰まったような感覚が軽くなります。

体験ダイビングでは、水面ではなく水中で呼吸しながら少しずつ深さを変えていきます。そのため、耳抜きは水中で過ごすために覚えておきたい基本動作の一つです。初めから難しい専門用語を覚えるより、「潜り始めからこまめに行い、耳の圧の差を整える動作」と理解しておくと、説明を聞きやすくなります。

イソギンチャクに身を寄せるクマノミ

耳抜きが必要な理由

水中では、深くなるにつれて身体にかかる圧が変化します。耳の内側と外側に圧の差が生じると、耳が詰まる、押される、違和感があるといった感覚につながります。その差を小さくするために行うのが耳抜きです。

大切なのは、耳の詰まりや痛みを待たず、潜降を始める前からやさしく耳抜きを行い、潜り始めからこまめに繰り返すことです。深さの変化を急がず、自分の耳の感覚を確認しながら進むことで、耳抜きを試す時間を取りやすくなります。

耳抜きが必要になるタイミングや感じ方には個人差があります。周囲の参加者と同じ速さで進むことを優先せず、自分の状態を水中の合図でインストラクターへ伝えることが重要です。耳の違和感があれば、潜降を止めてインストラクターへ合図してください。耳抜きができない場合は、そのダイビングを中止します。

初心者向け・耳抜きの一般的なやり方

耳抜きは、海へ入ってから初めて考えるのではなく、事前説明で動作と合図を確認しておくと理解しやすくなります。実際の水中では会話ができないため、耳の状態や「いったん止まりたい」という意思を伝える合図も一緒に覚えておきましょう。

鼻をつまんで軽く息を送る

一般的な耳抜きでは、口から呼吸できる状態を保ち、マスクの上から鼻をつまみます。そのまま鼻へ軽く息を送るようにして、耳の圧が変化するかを確かめます。強い力を加えず、短くゆっくり試すことが基本です。

一度の動作で変化を感じにくい場合は、慌てて力を強めるのではなく、深さの変化を止めます。呼吸を整えてから、インストラクターの案内に従って再度試します。左右の耳で感覚が異なる場合もあるため、片方だけに違和感が残っていないか確認してください。

浅い段階からこまめに行う

耳の詰まりや痛みを待たず、潜り始めの浅い段階からやさしく、こまめに耳抜きを行います。少しずつ潜降し、耳が抜けないときは潜降を止めてインストラクターへ合図してください。

呼吸を止めたり、周囲に合わせて急いだりする必要はありません。体験ダイビングでは専用の器材を使って水中で呼吸します。まずは一定の呼吸を続け、耳抜きの動作を一つずつ行うことに意識を向けましょう。

合図と耳抜きを一緒に覚える

水中では、耳の状態をインストラクターへ伝えることも耳抜きの手順に含めて考えます。「問題がある」「少し待ってほしい」といった合図を事前に確認し、自分から伝えられるようにしておくことが大切です。

ダイビングが初めての方向けの基本情報は、初心者向け体験ダイビング案内でも確認できます。また、呼吸や水中での動きに関する不安は、体験ダイビングの不安を整理する記事も参考にしてください。

耳抜きがうまくできないときの考え方

耳抜きが一度でうまくいかなくても、力を加えて潜り続けることは避けます。耳に痛みを感じた場合は我慢せず、インストラクターへ合図して深さの変化を止めてください。

潜降中に耳が抜けないときは、潜降を止め、インストラクターの指示に従って少し浅い方へ戻り、やさしく耳抜きを試します。それでも抜けない場合や痛みが残る場合は、そのダイビングを中止します。無理に力を加えたり、何度も上下を繰り返したりしないでください。

「ほかの参加者を待たせたくない」と考えて、痛みを言い出せないこともあるかもしれません。しかし、水中では参加者ごとの状態に合わせて進め方を調整する必要があります。できたかどうかを曖昧にせず、合図で伝えることを優先しましょう。

初心者でも、事前説明や浅い場所での練習を通じて動作を確認できます。ただし、耳抜きの感じ方や習得のペースは人によって異なります。できることを保証するものではないため、焦らずインストラクターの指示に従うことが大切です。

過去に耳が痛くなった経験があるなど、耳の状態に不安がある場合は、参加可否を自己判断せず、事前に医師へ相談してください。個別の状況については、予約前にショップへ伝えておくと相談しやすくなります。

SOLBOY DIVE CENTERの講習で練習できること

SOLBOY DIVE CENTERでは、海に出る前にセンター内のプールで事前講習を追加費用なしで実施しています。プール講習では、水中での呼吸方法やダイビング器材の使い方を練習します。

海よりも先にプールで器材を使用するため、口にくわえた器材で呼吸する感覚や、水中で身体を動かす感覚を確認できます。耳に圧を感じたときの伝え方を含め、水中でインストラクターと意思を伝え合う合図も事前に確認します。

当日は、受付と準備の後に事前説明とプール講習を行い、その後に海での体験ダイビングへ進む流れです。海での体験ダイビング中は、インストラクターが常にサポートします。耳の違和感があるときは、自分だけで対応しようとせず、練習した合図を使って伝えてください。

インストラクターのMASAは、15,000本以上の経験本数と、5,000名以上のガイド実績があります。事前講習では、耳抜きだけに意識を集中させるのではなく、呼吸、器材、水中での合図を順番に確認していきます。

体験ダイビングは10歳以上から参加でき、ダイビングライセンスは不要です。子どもと参加する場合も、年齢条件とは別に、耳の状態や合図の理解について本人と事前に話し合っておくと、講習内容を確認しやすくなります。そのほかの公式案内はよくある質問ページをご覧ください。

サンゴ礁の上を進むウミガメ

よくある質問

体験ダイビングの耳抜きとは何ですか?

深さの変化によって耳に感じる圧を整えるための動作です。一般的には、マスクの上から鼻をつまみ、軽く息を送る方法があります。

耳抜きはいつ行えばよいですか?

耳の詰まりや痛みを待たず、潜降を始める前からやさしく行い、潜り始めからこまめに繰り返します。耳が抜けないときは潜降を止め、インストラクターへ合図してください。

水中で耳が痛くなったらどうすればよいですか?

すぐにインストラクターへ合図し、指示に従ってください。潜降中ならそれ以上深く進まず、少し浅い方へ戻ってやさしく耳抜きを試します。抜けない場合や痛みが残る場合は、そのダイビングを中止します。浮上中の痛みに対して自己判断で鼻へ息を送り込まないでください。

海へ入る前に耳抜きや合図を練習できますか?

SOLBOY DIVE CENTERでは、海へ出る前に追加費用なしのプール講習を行います。呼吸方法や器材の扱い、水中で意思を伝える合図を確認してから海へ進みます。

子どもも体験ダイビングに参加できますか?

体験ダイビングの参加年齢は10歳以上です。ライセンスは必要ありませんが、耳の感覚や水中で使う合図について、本人が講習で確認しながら進めます。

まとめ

体験ダイビングの耳抜きは、深さが変わったときに生じる耳の圧を整えるための基本動作です。鼻をつまんで軽く息を送る方法が一般的ですが、力を加えるのではなく、浅い段階から耳の状態を確かめながら行います。

潜降中に耳が抜けないときは、それ以上深く進まずインストラクターへ合図してください。指示に従って少し浅い方へ戻っても耳が抜けない場合や痛みが残る場合は、そのダイビングを中止します。SOLBOY DIVE CENTERでは、海に出る前のプール講習で呼吸方法や器材の使い方、水中での合図を確認できます。

耳抜きや当日の講習について確認したいことがある方は、内容を整理したうえで予約・問い合わせフォームからご相談ください。