SOLBOY Learning Lesson 17 / 20(水中で実際に起こること)|全20レッスンの一覧
借りた器材を使ったとき、いつもと操作の場所が違って、水中で手探りしてしまった、ということがあります。同じ種類の器材なのに、なぜ注意が多く必要になるのでしょうか?
この記事では、慣れていない器材だと注意が多く必要になる理由を、専門用語を使わずに説明します。器材の組み立て手順、着ける順番、レンタルの料金や内容は扱いません。
まず何が起きるの?
器材はメーカーや型によって、着け心地や動きが違うことがあります。一緒に潜る相手に合う器材が、自分には合わないこともあります。
前のレッスンで見たように、慣れていない動作や器材は、より多くの注意を必要とする場合があります。
30秒で理解
- 器材はメーカーや型によって着け心地や動きが違うことがあり、慣れていない器材はより多くの注意を使う場合がある。
- どの器材でも、水に入る前に操作のしかたを知っておく必要があるとされ、レンタル器材では知るための時間を余分に取る。
- 新しい器材は一度にひとつずつ、慣れた環境で先に試すことがすすめられている。
なぜそうなる?
同じ種類の器材でも、着け心地や動きが違う
器材はメーカーや型によって、着け心地や動きが違うことがあります。一緒に潜る相手に合う器材が、自分には合わないこともあります。
慣れていない器材は、より注意を使う
慣れていない動作や器材、新しく加えた器材は、より多くの注意を必要とする場合があります。器材の追加は、注意の配分にも影響します。
指導団体の解説では、器材への不安は新しいダイバーに特に多く、空気の消費を増やすことがあると説明されています。器材への不安は、緊張と同じように空気の消費を増やすことがあります。
だから、水に入る前に知っておくことがすすめられている
どの器材を使うにしても、水に入る前に操作のしかたを知っておく必要があるとされています。レンタル器材では、器材を知り理解するための時間を余分に取ることがすすめられています。
新しいものは、ひとつずつ、慣れた環境で
器材を変えたり新しく加えたりするときは、一度にひとつずつ、プールなど管理された慣れた環境で先に試すことがすすめられています。
実際の海ではどう感じる?
初めてのうちは、器材の位置や操作の場所を探すことに注意が向いて、他のことまで気が回らない場合があります。全員に当てはまるわけではありません。
「同じ種類の器材ならどれも同じように使える」「器材に慣れていなくても水中で覚えればよい」「レンタル器材なら自分で確かめる必要はない」「器材が気になるのは気にしすぎなだけ」「新しい器材はまとめて試したほうが早い」とは考えません。器材はメーカーや型によって違いがあり、慣れていない器材はより多くの注意を必要とする場合があります。水に入る前に操作を知っておく必要があり、新しい器材は一度にひとつずつ、慣れた環境で先に試すことがすすめられています。
経験を積んだダイバーが意識していること
器材を変えたり新しく加えたりするときは、一度にひとつずつ、プールなど管理された慣れた環境で先に試すことがすすめられています。
レンタル器材では、器材を知り理解するための時間を余分に取ることがすすめられています。これは決まった手順ではなく、指導団体や安全団体がすすめている一般的な考え方です。
インストラクターと確認したいポイント
練習では、次の点をインストラクターと一緒に確認しましょう。
- 器材の操作の場所を手探りしていないか、器材の扱いだけに注意が集中していないか
- 水に入る前に、自分の器材の操作の場所を確かめる時間を取れているか
- 初めて使う器材が一度に複数になっていないか
ひとつの様子だけで原因を決めつけるものではありません。
想定シナリオ:操作の場所がいつもと違う
【想定シナリオ】(実際の出来事ではなく、イメージをつかむための架空の例です)
借りた器材の操作の場所がいつもと違い、水中で手探りしているうちに、周りを見ることや空気の残りの確認が後回しになっていたことに、あとから気づいた、という場面。空気は十分に残っていて、器材に不具合があったわけでもありません。
この場面で思い出してほしいのは、慣れていない器材はより多くの注意を必要とする場合があり、水に入る前に操作のしかたを知っておく必要がある、ということです。
覚えて帰る3ポイント
- 器材はメーカーや型によって着け心地や動きが違うことがあり、慣れていない器材はより多くの注意を使う場合がある。
- どの器材でも、水に入る前に操作のしかたを知っておく必要があるとされ、レンタル器材では知るための時間を余分に取る。
- 新しい器材は一度にひとつずつ、慣れた環境で先に試すことがすすめられている。
確認クイズ
Q1. 慣れていない器材だと注意が多く必要になるのはなぜ?
ア. 器材はメーカーや型で着け心地や動きが違い、慣れていない器材はより多くの注意を必要とする場合があるから イ. レンタル器材は質が低いから ウ. 水中では器材が動かなくなるから
Q2. 借りた器材を使うとき、すすめられていることは?
ア. 水中に入ってから覚える イ. 水に入る前に操作のしかたを知っておき、知るための時間を余分に取る ウ. 相手と同じ器材なら確かめなくてよい
答え:Q1はア。器材は型によって違いがあり、慣れていない動作や器材はより多くの注意を必要とする場合があります。
Q2はイ。どの器材でも水に入る前に操作を知っておく必要があり、レンタル器材では時間を余分に取ることがすすめられています。
次に理解するとよいこと
この記事では、慣れていない器材だと注意が多く必要になる理由を見てきました。次は、深さと時間で潜っていられる長さの目安が決まる理由を見ていきます。
- 深さと時間で潜っていられる長さの目安が決まる理由は、次のレッスンで扱います。
- やることが増えると確認が後回しになる理由は、前のレッスンで扱っています。
- 浮き沈みを調整する器材と呼吸の関係は、前のレッスンで扱っています。
- 器材の組み立て手順や着ける順番は、別の記事で扱います。
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