セブ旅行の荷造りは、「書類とお金」「機内」「街歩き」「海」「宿」の5つの場面に分けて考えると、忘れ物と持ちすぎの両方を防げます。そのうえで、日本で用意しておくべき物と、現地で買い足せる物を分けると、スーツケースに余裕が生まれます。
ダイビングの持ち物は当店の別の記事でご案内しているので、ここでは旅行全体の持ち物を場面ごとに整理します。航空会社や行政の規定は2026年9月26日に公式情報で確かめた内容です。
日本で用意する物と、現地で買い足せる物の分け方
セブにもコンビニやショッピングモールがあり、滞在中に日用品を買い足すことはできます。ただし、日本で使っている物と同じ製品が見つかるとは限りません。次の考え方で分けると判断しやすくなります。
日本で先に用意する
- 主な物:パスポート、帰りの航空券の控え、eTravelのQRコード、常備薬、変換プラグ
- 理由:入国や到着直後から必要で、現地で代わりを用意できないか、探す時間がない物です。
日本で用意すると安心
- 主な物:使い慣れた日焼け止め・化粧品、コンタクトレンズ用品、体に合う水着
- 理由:同じ製品や成分の物が見つかるとは限らない物です。
現地で買い足せる
- 主な物:飲み水、追加の日用品、現地で使うSIM
- 理由:フィリピン政府観光省は、飲み水はミネラルウォーターの利用をすすめ、SIMは空港やコンビニで買えると案内しています。
書類とお金
- パスポート:滞在予定期間に6か月を加えた期間以上の残存期間があるパスポートを用意してください。外務省は、残存期間が6か月未満のために入国や搭乗を断られた事例があるとして、これを強くすすめています。
- パスポートのコピー(顔写真のある身分事項欄と、査証欄のページ):外務省は、警察官などからパスポートの提示を求められたときに備え、パスポートを宿に保管している場合などは、少なくとも身分事項欄と査証欄のページのコピーに加え、身分を証明できる物を示せるようにするよう案内しています。
- eTravelのQRコード:スクリーンショットか印刷で、通信がなくても見られるようにしておきます。
- 帰りの航空券の控えと宿の予約確認書:帰りの航空券は、入国審査で出国用の航空券として確認されます。現地でSIMを登録するときは、帰りの航空券とあわせて、フィリピン国内の住所を証明するもの(宿泊先の住所がわかる書類など)も提示します。宿の住所は、タクシーで行き先を伝えるときにも使えます。
- クレジットカードと現金:フィリピン政府観光省は、クレジットカードは主要なホテルや店で使え、屋台や地方では現金が安心だと案内しています。フィリピン税関の案内では、外貨などが合計1万米ドル相当を超える場合は申告が必要です。ペソ建て通貨などが5万ペソを超える場合は、フィリピン中央銀行(BSP)の事前許可と申告が必要です。
- 海外旅行保険の証書:加入している場合は、証書や緊急時の連絡先を控えておきます。
機内に持ち込む手荷物
- 液体物:国際線の保安検査を通る際の液体物は、100ml以下の容器に入れ、容量1リットル以下の透明な再封可能な袋にまとめます。フィリピン航空の案内では1人1袋までで、保安検査ではほかの手荷物と分けて提示します。日焼け止めや化粧水の大きな容器は、預ける荷物へ入れます。
- モバイルバッテリー:預ける荷物には入れられず、機内への持ち込みも個数に制限があります。国土交通省は2026年4月24日から、機内持ち込みは2個(160Wh以下)までとし、機内でモバイルバッテリーを充電することや、モバイルバッテリーからほかの機器へ充電することもしないよう定めています。航空会社によっては、100Whを超える物に承認が必要だったり、持ち込めなかったりするため、搭乗する航空会社の規定も確認してください。
- 羽織る物:フィリピン政府観光省は、一年を通して夏服でよいとしつつ、冷房対策の羽織りものがあると安心だと案内しています。機内やモール、車内で使えます。
街歩きで使う物
- 雨具:フィリピン政府観光省によると、6〜11月は雨季で、雨はスコール中心です。折りたたみ傘や軽い雨具があると、急な雨でも予定を続けやすくなります。
- 日焼け対策:帽子、サングラス、日焼け止めなど。
- 体から離さずに持てる小さなバッグ:フィリピン政府観光省は、貴重品の管理や人混みでのスリに注意するよう呼びかけています。
- 飲み水:ミネラルウォーターを現地で買う前提にすると、日本から運ぶ荷物が減ります。
海で使う物
海遊びの予定がある方は、水着、タオル、着替え、日焼け対策、濡れてもよい履き物を用意します。当店の体験ダイビングでご用意いただくのもこの5つで、バスタオルは当店で用意しています。ダイビング器材はすべてレンタルに含まれているので、器材を持って行く必要はありません。ライセンスをお持ちでファンダイビングに参加する方も、器材はレンタルできます(フルレンタルは1日3,500円で、ダイブコンピューター・ライト・カメラは含みません)。
ダイビングの持ち物の詳細はセブ島でダイビングするときの持ち物に、荷物を減らす工夫はダイビング旅行の荷物を減らす方法にまとめています。
宿で使う物
- 変換プラグと充電器:フィリピン政府観光省によると、電圧は220V(60Hz)で、プラグはA・B・Cタイプが混在しています。日本の電化製品は変圧器が必要な場合があるため、充電器や家電の表示を出発前に確認します。
- 常備薬:使い慣れた薬は日本から持って行きます。
- 通信の手段:Wi-Fiはホテルやカフェ、モールなどで使えると観光省は案内していますが、外出中に地図や配車アプリを使うなら、データ通信の手段も用意しておきます。
持って行きすぎないための注意
外務省は、滞在日数に見合わないほど大量の医薬品や化粧品、複数台や未使用のスマートフォン・パソコンなどは、税関で課税や没収の対象になる可能性があると注意しています。薬や化粧品は旅行中に使う分を目安にし、現地で買い足せる物は日本から多く運ばないようにしましょう。預ける荷物の重さや個数の上限は、利用する航空会社の案内で確かめてください。
よくある質問
飲み水は日本から持って行くべきですか?
フィリピン政府観光省は、飲み水はミネラルウォーターの利用をすすめています。現地で買う前提にすると荷物が減ります。国際線の保安検査を通る際、通常の飲み物は100ml以下の容器に制限されます。機内で飲む物を保安検査後に買う場合も、乗継先で再検査がないか確認しておきましょう。
ダイビング器材は持って行く必要がありますか?
当店の体験ダイビングは、ダイビング器材がすべてレンタルに含まれているので、持って行く必要はありません。水着、タオル、着替え、日焼け対策、濡れてもよい履き物をご用意ください。バスタオルは当店で用意しています。ファンダイビングの方も器材をレンタルできます(フルレンタル1日3,500円、ダイブコンピューター・ライト・カメラは含みません)。
まとめ
セブ旅行の持ち物は、書類とお金、機内、街歩き、海、宿の5つの場面に分けて準備します。パスポートや帰りの航空券の控え、eTravelのQRコード、常備薬、必要な変換プラグは日本で先に用意し、飲み水や追加の日用品は現地で買い足すと、荷物を増やしすぎずに済みます。
機内に持ち込む液体物は100ml以下の容器と1リットルの透明な袋、モバイルバッテリーは預けずに機内へ、という点も荷造りの段階で確認しておきましょう。