セブ旅行の予算を立てるとき、「全部でいくら」と総額から考えると、何にいくら使えるのかが見えにくくなります。航空券や宿のように出発前に金額が決まるものと、食事や現地の移動のように旅行中に決まるものを分けて考えると、無理のない予算を組みやすくなります。
この記事では、セブ旅行の費用を6つの費目に分けて予算を立てる方法を、マクタン島のSOLBOY DIVE CENTERがご紹介します。相場の金額を並べるのではなく、ご自身の旅程で実際の料金を書き込める形にしました。海遊びを入れる方のために、当店のダイビング料金の見込み方も最後に添えています。
予算は6つの費目に分けて考える
1. 航空券
- 金額が決まる主な要素:時期・曜日、航空会社、直行便か乗継便か、受託手荷物や座席指定の有無
- 金額の調べ方:予約画面で、税・手数料・手荷物を含めた支払総額を見る
2. 宿
- 金額が決まる主な要素:エリア、宿のタイプ、泊数、1室の人数、朝食の有無
- 金額の調べ方:予約画面の総額で、税・サービス料が含まれるかを確認
3. 食事
- 金額が決まる主な要素:リゾート内で食べるか、街や屋台で食べるか
- 金額の調べ方:日ごとの過ごし方に合わせて見積もる
4. 現地の移動
- 金額が決まる主な要素:空港と宿の往復、観光や海遊びへの移動の回数と距離
- 金額の調べ方:配車アプリの料金表示や、宿の送迎料金で確認
5. 海遊び・観光
- 金額が決まる主な要素:アクティビティの種類と回数、施設の利用料
- 金額の調べ方:各事業者・施設の公式料金で確認
6. その他
- 金額が決まる主な要素:通信、海外旅行保険、お土産、チップ、両替やカードの手数料、予備費
- 金額の調べ方:それぞれの契約先・利用予定から見積もる
1と2は出発前にほぼ確定し、3と4は旅行中の過ごし方で変わります。5は予約するものと当日に決めるものが混ざります。確定しやすい費目から順に埋めていくと、残りの費目にいくら回せるかが分かります。
通貨を分けて予算メモを作る
予算メモは、料金が表示されている通貨ごとに金額を分けて記録するのがおすすめです。日本で予約・決済するものは円、現地で払うものはペソで表示されていることが多く、混ぜて書くと計算を間違えやすくなるためです。次は、大人2名・3泊4日で、体験ダイビングを1回とリゾートの日帰り利用を1回入れる場合の書き方の例です。
航空券
- 円建ての金額:予約画面の総額
- ペソ建ての金額:―
- 書き込み方の例:2名分の総額を記入
宿
- 円建ての金額:予約画面の総額
- ペソ建ての金額:現地払いの税があれば記入。返金される保証金は旅行費とは分けて、一時的に必要な資金として別記
- 書き込み方の例:3泊分の総額を記入
食事
- 円建ての金額:―
- ペソ建ての金額:日数分の見積もり
- 書き込み方の例:リゾートで食べる日と街で食べる日を分けて見積もる
現地の移動
- 円建ての金額:事前予約の送迎があれば記入
- ペソ建ての金額:配車アプリなどの見積もり
- 書き込み方の例:空港往復と、出かける日の往復を数える
体験ダイビング
- 円建ての金額:9,450円×2名=18,900円
- ペソ建ての金額:―
- 書き込み方の例:当店の料金表の円表示(器材レンタル込み)。現地払いはペソ、日本の銀行口座への来店前振込は円
リゾートの日帰り利用
- 円建ての金額:―
- ペソ建ての金額:PHP2,000×2名=PHP4,000
- 書き込み方の例:シャングリ・ラ マクタンの日帰りパス平日大人料金(2026年9月26日確認の公式料金)
その他
- 円建ての金額:保険・通信など
- ペソ建ての金額:お土産・チップ・予備費
- 書き込み方の例:予備費は、予定外の移動や食事1〜2回分を目安に
最後に、ペソ建ての金額の合計を、両替やカード決済で実際に適用されるレートで円に換算し、円建ての金額の合計と合わせます。為替レートは日々変わるため、出発直前にもう一度見直すと安心です。人数や泊数が変わる場合は、該当する金額を計算し直してメモを更新しましょう。
見落としやすい追加費用
予算オーバーになりやすいのは、予約時の表示金額に含まれていない費用です。次の項目は、予算メモの「その他」や各費目に先に書き込んでおきましょう。
- 航空券の追加料金:受託手荷物や座席指定を追加すると、表示の運賃より高くなることがあります。
- 宿の税・サービス料・リゾートフィー:含まれる費用は予約するプランごとに異なります。表示料金だけでなく、税や必須の追加料金を含めた支払総額を予約画面で確認しましょう。
- 深夜・早朝の移動:到着や出発の時刻によっては、移動手段が限られることがあります。空港と宿の往復は先に手段と料金を確かめておきます。
- 当日に追加するアクティビティ:当日の気分で追加することもあるため、少し余裕を残しておくと安心です。
- 変更・キャンセルに伴う費用:天候や体調で予定を変えたり取りやめたりする可能性も考え、航空券・宿・アクティビティそれぞれの変更・キャンセルの条件を確認しておきます。
- 両替やカードの手数料:両替のレート差、ATMの手数料、カードの海外事務手数料などが少しずつかかります。
- チップ:フィリピン政府観光省の基本情報では、「基本は不要。高級店やサービスに対しては10%程度」とされています。
予算を調整しやすい費目
予算メモを埋めて総額が想定より大きくなった場合は、次の順に見直すと、旅の目的を削らずに調整しやすくなります。
- 宿のタイプと泊数:リゾートに泊まる日を1〜2泊に絞り、残りはシティホテルやコンドミニアムにする方法があります。
- 食事の場所:毎食をリゾート内で食べるか、街の食堂や屋台も組み合わせるかで、食費は大きく変わります。観光省の基本情報では屋台などでは現金が安心とされているため、その分は現金で用意します。
- 移動の回数:遠くへ出かける日を減らし、宿の近くで過ごす日を作ると、移動費と移動時間の両方を抑えられます。
- アクティビティの優先順位:やりたいことに順位をつけ、一番の目的には予算をしっかり残します。
ダイビングを入れる場合の見込み方
当店の体験ダイビングは、器材レンタル込みで1ダイブ9,450円/人です。原則2名以上でのお申し込みとなり、マンツーマンをご希望の場合は1ダイブにつき4,000円が加わります。当日にもう1回潜りたくなったときの追加1ダイブは5,000円/人で、お申し込みは当日のみです。ライセンスをお持ちの方のファンダイビング(ボート)は、2ダイブで13,000円/人などの料金です。
ダイビングの資格取得を目指す場合は、講習の料金で見込みます。当店のオープンウォーターコースは2日間の講習で、料金は器材レンタル込みで48,600円/人です(指導団体はNAUI・CMAS・SSIから選べます)。2日間は講習の日程で、認定の取得を保証するものではありません。旅行中に海を楽しむのが目的なら体験ダイビング、資格を取って次の旅でも潜りたいならオープンウォーターコースというように、目的に合わせて予算を分けておくと比べやすくなります。たとえば2名の場合、体験ダイビング1ダイブなら9,450円×2名=18,900円、2名ともオープンウォーターコースを受けるなら48,600円×2名=97,200円です。
講習を入れる場合は、旅程の中に受講する2日間を確保できるかを先に確かめます。到着日・出発日の時刻や、ダイビングのあと飛行機に乗るまでの間隔によって組み方が変わるため、ご希望のコースと滞在日程を添えて公式LINEでご相談ください。ダイビング後の搭乗の考え方はセブ旅行の最終日、チェックアウト後はどう過ごす?、コースの内容はライセンス講習のご案内と体験ダイビングの次に選ぶ講習と料金で紹介しています。
予約後のキャンセルは、8日以上前ならキャンセル料はかからず、7日前〜4日前は料金の30%、3日前〜当日は100%です(前日・当日のお申し込み分は、申込時点から100%)。旅行の予定が固まってから申し込むと、予算の見通しも立てやすくなります。
料金の詳しい内訳は料金表、体験ダイビングの費用の考え方はセブ島の体験ダイビング料金はいくら?、ファンダイビングはセブのファンダイビング料金とダイブ数で紹介しています。当店では現金・GCashのほか、ご来店前の日本の銀行口座への振込に対応しています。現地でのお支払いはペソ、日本の銀行口座への振込は円です。当日払いも可能ですが、キャンペーンをご利用の場合は、そのキャンペーンの支払条件が適用されることがあります。詳しくは当店のお支払い方法と当店のチップの扱いをご覧ください。
セブ旅行の計画でお悩みの方へ。当店では、ダイビングはもちろん、観光やお食事、滞在中の過ごし方など、ダイビング以外のご相談も無料で承っております。どうぞお気軽にお問い合わせください。
よくある質問
セブ旅行の予算はいくらあればよいですか?
旅行の時期、泊数、人数、宿のタイプ、何をして過ごすかで大きく変わるため、決まった金額はありません。航空券・宿・食事・現地の移動・海遊びと観光・その他の6つに分け、分かる費目から実際の料金を書き込んでいくと、自分の旅に合った予算が見えてきます。
ダイビングの費用はどう見込めばよいですか?
当店の体験ダイビングは器材レンタル込みで1ダイブ9,450円/人です。当日にもう1回潜る場合の追加1ダイブ(5,000円/人、当日のみ申込)や、キャンセルする場合の条件も確認して、少し余裕を持たせておくと安心です。資格取得を目指す場合は、2日間のオープンウォーターコース(器材レンタル込みで48,600円/人)で見込みます。
まとめ
セブ旅行の予算は、航空券・宿・食事・現地の移動・海遊びと観光・その他の6つに分け、出発前に決まる費目から実際の料金を書き込むと組み立てやすくなります。円建てとペソ建ての金額は列を分け、最後に実際のレートで換算して合計しましょう。
税・サービス料、手荷物、キャンセル料、手数料、チップなど、予約時の表示に含まれない費用も先に書き込んでおくと、旅行中に慌てずに済みます。海遊びやダイビングを入れる場合は、当日の追加やキャンセル条件も含めて見込んでおきましょう。