ライセンス講習や体験談で出てくる「安全停止」。浮上の途中で止まるのは分かっても、なぜ止まるのか、その間に何をしているのか、初心者にはイメージしにくいものです。この記事では、安全停止の意味とゆっくり浮上する理由、停止中の過ごし方を一般知識として解説します。
当店の体験ダイビングでは、インストラクターが常にサポートしながらご案内します。浮上や停止の進め方は当日の説明と指示に従ってください。ライセンスをお持ちの方は、受講した講習の内容と使用するダイブコンピューターの指示も確認しましょう。
安全停止とは:浮上の途中、浅い深さで数分とどまる習慣
安全停止とは、ダイビングを終えて水面に戻る途中、浅い深さで数分間とどまってから浮上する習慣のことです。講習では「浮上は急がず、途中で止まる」と教わりますが、その「止まる」時間が安全停止です。潜水の終わり方として多くのダイバーが習慣にしている、ごく一般的な手順です。
安全停止は、特別なトラブルがあったときだけ行うものではなく、多くの講習でダイビングの締めくくりの習慣として教えられています。実施の有無や深さ・時間の目安は、受講した講習の内容やダイブコンピューターの表示、当日のガイドの指示に従います。初心者のうちは止まっている時間を長く感じるかもしれませんが、慣れてくると水面近くの光を眺める心地よい時間になります。「なんとなく止まる」のではなく、決められた深さで、決められた時間、落ち着いて止まることに意味があります。

なぜゆっくり浮上するのか
潜水中は、呼吸した空気に含まれる窒素などが体に取り込まれます。浮上中に浅い場所で時間をとる安全停止は、その排出を進めるために行います。呼吸を止めず、習った手順と器材の表示に沿ってゆっくり浮上しましょう。
もう一つの理由は、浮上時の周囲の確認です。水面近くにはボートや他のダイバーがいることがあり、停止中に上を見て、浮上する場所が空いているかを確かめます。ガイドが水面の様子を確認し、合図を出してから全員で浮上する、という流れが一般的です。
浮上の速さの目安は、講習で使う表やダイブコンピューターに示されています。浮上中は器材の表示を確認しながら、当日のガイドやインストラクターの指示に従ってください。

安全停止中の姿勢と過ごし方
水平か、少し立てた姿勢で止まる
停止中は、体を水平か少し立てた姿勢にして、その深さを保ちます。ここで役立つのが中性浮力です。浅い場所は浮力の変化が大きいので、呼吸を整え、BCDの空気を少しずつ調整して上下しないようにします。フィンで無理に沈もうとすると疲れるので、浮力で止まる感覚を意識しましょう。
目印を使う
ボートから下ろされたロープや、壁・岩などの地形を目印にすると、深さを保ちやすくなります。目印が何もない青い海の中では、ダイブコンピューターなど使用している器材の深度表示をこまめに見ながら止まります。ロープにつかまるときは、強く引っ張ったり体重をかけたりせず、軽く手を添える程度にします。
バディやガイドと一緒に
停止中は、バディやガイドと同じ深さにそろえて待ちます。お互いの残圧を確認し合ったり、OKの合図を交わしたりして過ごすことが多いです。数分間じっとしているのが退屈に感じることもありますが、水面近くの光や小さな魚を眺める時間だと思うと、意外と楽しい時間になります。
体験ダイビングとファンダイビングでの違い
ファンダイビングでは、ガイドの合図に従いつつ、自分で深さを保ち、自分の器材で残圧や深度を確認しながら安全停止を行います。中性浮力の練習を重ねておくと、この時間が落ち着いて過ごせるようになります。
体験ダイビングは、ライセンスを持たない方が参加するプログラムで、インストラクターが常にサポートしながら案内します。体験ダイビングでの浮上や停止は、当日のインストラクターの説明と指示に従ってください。進め方に不安がある方は、当店へご相談ください。
体験ダイビングはインストラクターが常にサポート
当日の流れは、受付・体調確認→着替え・準備→事前説明+プール講習→海での体験ダイビング(インストラクターが常にサポート)→シャワー・着替え・解散です。インストラクターが常にサポートしながら進めるので、安全停止という言葉を知らなくても体験ダイビングには参加できます。
海に出る前には、センター内のプールで呼吸方法や器材の使い方を追加費用なしで練習できます。専用の器材を使うため普段と同じように呼吸ができ、最初はプールでしっかり練習します。体験ダイビングの1回の潜水時間は30〜40分程度です。
SOLBOY DIVE CENTERには日本人インストラクターが在住しており、言葉の不安なく日本語で相談できます。ダイビングは泳ぐスポーツではなく、浮力を調整しながら進むアクティビティなので、泳ぎが苦手な方でも参加できます。ダイビング器材はすべてレンタル込みで、特別な持ち物や事前準備はいりません。持ち物は水着・タオル(バスタオルはご用意があります)・着替え・日焼け対策・サンダル(濡れても良い履き物)が基本です。
SOLBOYの体験ダイビングは1ダイブ9,450円/人(レンタル込み)、追加ダイブは5,000円/人(お申し込みは当日のみ)、マンツーマンでのご案内は1ダイブにつき追加4,000円(税込)です。10歳以上・ライセンス不要で参加でき、お申し込みは原則2名以上です。他に体験ダイビングのご予約がある場合は1名様でも参加いただけることがあります(詳しくはお問い合わせ)。
初心者向けの体験ダイビング案内で当日の流れを確認し、疑問はLINEへ。料金は料金ページで確認して、予約フォームからお申し込みください。
よくある質問
安全停止とは何ですか?
浮上の途中に浅い場所でとどまり、体内の窒素などの排出を進めるための停止です。深さや時間は講習内容と使用するダイブコンピューターの指示に従います。
安全停止は何メートルで何分行いますか?
深さと時間の目安は、受講した講習の内容やダイブコンピューターの表示、当日のガイドの指示に従ってください。指導団体やプログラムによって目安が異なるためです。
体験ダイビングでも安全停止をしますか?
当店の体験ダイビングでは、インストラクターがサポートします。浮上の進め方は当日の説明と指示に従ってください。安全停止について気になることは、事前に当店へご相談ください。
安全停止中に浮いてしまいます。どうすればいいですか?
呼吸を止めず、浮き上がりそうなことをガイドやインストラクターへ合図してください。ライセンスをお持ちの方は、講習で学んだ排気の方法とその場の指示に従って調整します。体験ダイビングでは自己判断で操作せず、インストラクターの指示に従ってください。
まとめ
安全停止は、浮上の途中に浅い場所でとどまり、窒素などの排出を進めるために行います。ゆっくり浮上し、水面の様子を確かめてから上がります。停止中は中性浮力で深さを保ち、ロープや地形を目印に、バディやガイドと一緒に待ちましょう。実施の有無や深さ・時間の数値は講習内容やガイドの指示に従ってください。SOLBOYの体験ダイビングではインストラクターが常にサポートしながら案内します。ゆっくり上がる習慣は、海を長く楽しむための基本です。